Lesson2: 必要なもの


 それではさっそく、ホームページを作る準備をしていきましょう。
 必要なのは、HTMLを書くためのノートそのノートを展示するために必要な場所展示場所に運ぶ手段だけです。
 そのほか画像編集などのソフトも必要になったりしますが、最低限上のみっつだけ用意すれば大丈夫です。


HTMLを書くノート


 それではまずノートから準備しましょう。
 ホームページを構成している「HTML」は主に「テキストエディタ」「ホームページ作成支援ソフト」などで記述されます。
 テキストエディタを使って作る方法は、HTML言語を直接打ち込んでいくだけ。
 ブラウザがそれを勝手に読み込み、ページを表示してくれます。
 ホームページ作成支援ソフトは、高価だったり有料だったりはしますが、初心者にもやさしく、いちいち手打ちで言語を打ち込む必要がありません。
 どちらを選ぶかは、財布と、自分の脳みそと相談です。
 それではそれぞれのおすすめソフトを見てみましょう。



 テキストエディタはWindowsなどに標準装備されている「メモ帳」がもっとも有名どころでしょう。
 左下のスタートボタンを押し、すべてのプログラム→アクセサリ→メモ帳、ともっとも簡単な方法で見つかります。
 普通はこれでもよいのですが、情報量が多いページですと少し見づらく、そして文字数が多くなればなるほど使いづらくなります。
 なので、テキストエディタを使う場合は、別のものをダウンロードもしくはインストールして使っていただくのが一番いいと思います。


 では代表的なテキストエディタを。



 TeraPad    ホームページ製作関連のファイルは画像などメディア関係以外ならほぼすべてこれで編集できます。
 管理人も愛用しております。
 シンプルでありながら、割と重要な色分け機能もあったり、他のプログラムを書くときに自分で色分けを編集できたりもするのでかなり重宝します。
 こちらはフリーウェアですので、すぐにお使いいただけるでしょう。



 Peggy
 こちらもテキストエディタです。フリーではなくライセンス購入しなければなりません。少しの間だけ無料で使うことができます。
 先述のTeraPadと何が違うかというと、こちらのほうが格段にコマンド数が多いのと、カラーコーディング等の機能がかなり充実しているところです。
 しかもそれでいて動きは軽快。ホームページ以外に何か製作するなら、こちらのご購入を検討してもよいかもしれません。


 ただ、最初のうちはメモ帳でもいいかもしれません(使いやすければ)。
 もしも慣れてきて使いにくさを感じたら、検討してみてはどうでしょうか。


ノートだけじゃない!代わりに書いてくれるソフト


 さて、次はホームページ作成支援ソフトです。  有料のものが多いですが、お金を気にしないならば購入を検討してもいいと思います。



 IBMホームページビルダー16(12.5月時点で最新です)
 タグを直接いじらないでも作れるの優れもの。
 初心者でもビジネスサイトのようなできばえで作れるので、ぶっちゃけこのサイトがいりません…。
 このソフトを買えば画像編集ソフトも付属しているので、割とこれだけでなんでもできます。



 Adobe Dreamweaver
 さすがAdobeというか、めちゃくちゃ高いです。
 ですが高いだけに、プロ向けのHP編集・作成ができ、使い勝手はかなりいいです。
 しかし画像編集ソフトがないのでまた別に画像編集ソフトがないといけません。
 もう既に画像編集ソフトなどを持っているときにはこれを選ぶといいかもしれませんね。


 ホームページ作成支援ソフトは選択肢がかなり少ないです。
 有料のものが多いのと、無料のものは雀の涙ほどの支援しかしてくれないものが多いことが理由かもしれません。
 どうしても買えない!でも無料のものじゃやだ!って人は、テキストエディタで自分で1から作るのがいいかもしれませんね。
 窓の杜などで探してみるとすぐに見つかるでしょう。


展示場所をつくろう!


 さて、次は作ったホームページを展示する場所です。この住所を取得しましょう。
 先ほどのアドレスのサーバー名のことですね。HPレンタルスペースまたはHPサーバーで検索するといくつか出てきます。
 通常ならば皆さんがそれぞれインターネットを利用するうえで、プロバイダと契約しているかと思います。
 そのプロバイダにはたまに、契約者にHPスペースを無償提供しているものがあります(全体容量は限られていますが)。
 例として、OCNniftyBIGLOBEYahooBBなどですね。
 まずはそちらを探してみると、すぐに作ることができると思います。

 それ以外でスペースを無料レンタルする場合は、広告がついたりいろいろと制限はありますが、かなりの会社がスペースを提供しています。
 代表的なものを紹介しましょう。


 FC2ホームページ
 無料だと1GBまで利用可能なうえに広告も邪魔にならないところに表示されるので、かなり良心的です。
 一緒にブログなどをレンタルすることもできます。
 有料版にアップグレードすると月300円となります。

 忍者TOOLS
 無料プラン500MBですがそのほかの機能(ブログ・アクセス解析等)が充実しています。
 広告も無料レンタルの割には小さめです。


 代表的なところをあげましたが、探せばまだまだあるのでぜひ探してみて、自分にあったスペースを見つけてみてください。
 とりあえず、無料ホームページスペースを探すにあたって、気をつけたいところをあげました。

 ・サーバー容量

 画像を多く取り扱う場合、サーバー容量はかなりキーとなります。
 文章メインのサイトならともかく、画像が多いイラストサイトや写真サイトなどは注意が必要です。
 写真一枚約400KB(未圧縮)だとすると大体10枚で約4MBとなります。先ほどの忍者TOOLSなら大体120枚前後ですね。

 ・広告の有無と大きさ

 無料スペースだと大体広告が入ってしまうのですが、広告の大きさはかなり重要です。
 ページ全体にかぶる広告もあったりするので、なるべく広告が小さいところを選びたいですね。

 ・商用利用可能かどうか

 「アフェリエイトとかでお小遣い稼ぎ!」みたいなホームページをよく見ると思うのですが、いざしようと思っても、レンタルスペース元が禁止していたら意味がありません。
 なので商用利用可能かどうかもちゃんと見ておきましょう。
 ただし、個人利用、しかもそういった小遣い稼ぎなどに興味のない方には、必要のない項目でもあります。


 有料のホームページスペースもありますが、それは挙げるとキリがないので、やはり自分で探してみていただくほうがいいと思います。
 大体のところは2週間無料など、期間限定で使わせていただけるところもありますので、使い心地などは自分で試してみるといいでしょう。


作ったホームページを運ぶ手段


 さて、HTMLを書くためのノートを用意し、ノートを展示する場所を借りました。
 最後はノートを運ぶ方法です。
 これはインターネット上にノートを運ぶ手段になります。これがあって初めて、ホームページの開設に成功します。


 さて、方法はふたつあります。

 1.レンタルサーバー付属の「ファイルマネージャ」を使う

 2.「FTPソフト」という、ネット上のファイルをやりとりするための専用のソフトを使う


 このどちらかになるのですが、一番簡単な方法がやはり1です。
 本来レンタルスペースには大体「ファイルマネージャ」という機能があります。
 ソフトを用いるのではなく、Web上から直接いじることができるのでかなり便利で手軽です。
 何なら外出先からいじることもできますが、さすがにそこまですることはそうそうないでしょう。


 2の方法ですが、「FTPソフト」というソフトを使います。
 FTPは「File Transfer Protocol」の略です。直訳するとファイル転送プロトコルになります。
 作成したホームページのデータを自分の借りてきたスペース上にアップロードできるだけでなく、スペース上にあるデータもダウンロードできる便利なソフトです。
 有名なのが「FFFTP」というソフトです。
 もう既に製作者による開発は終了していますが、有志による改版がなされているのでサポートも十分です。
 無料で使えるので多数のユーザーが利用しています。


まとめ


 長くなりましたが、以上をまとめると。
 HTMLを書くノートそのノートを展示する場所ノートを運ぶ手段
 このみっつが揃って、やっとホームページを作ることができます。
 ただ、ダウンロードとかID作成くらいしか手間がないというかむしろ自分にあったものを探すのが一番時間がかかるので、じっくり探してみてはどうでしょうか。


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